書式付きテキストは、特別な指定されたスタイルで表示されるテキストです。コンピュータアプリケーションでは、フォーマットデータをテキストデータに関連付けて、フォーマットされたテキストを作成できます。書式設定されたテキストが作成および表示される方法は、コンピューターで使用されているオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアによって異なります。
テキストのフォーマットデータは、 定性的 (例:フォントファミリ)、または 定量的 (例:フォントサイズ、色)です。また、 強調の スタイル(太字、斜体など)、または 表記の スタイル(取り消し線、上付きなど)を示す場合もあります。
目的
フォーマットされたテキストの目的は、情報の表示を強化することです。たとえば、前の段落では、 斜体の 単語の後に例が続きます。一目で、読者は段落に4つの特別な単語があることを確認できます。目標は、読者が情報を取得、理解、および保持できるようにすることです。
書式付きテキストのコピー
書式設定されたテキストをクリップボードにコピーすると、書式設定情報がテキストデータと共にコピーされる場合とされない場合があります。
たとえば、1つのアプリケーションで太字のテキストを選択した場合、Ctrl + Cを押すことでテキストをクリップボードにコピーできます。「このテキストは太字です」と言って、フォーマットデータもクリップボードにコピーされます。書式設定されたテキストもサポートするプログラムに貼り付け(Ctrl + V)すると、その書式設定データが含まれ、貼り付けられたテキストは太字で表示されます。
ただし、Microsoft Notepadなどの太字テキストをサポートしてい ない アプリケーションにテキストを貼り付けると、貼り付けられたテキストは フォーマットさ れませ ん 。メモ帳はフォーマット情報を認識しないため、無視します。ただし、プレーンテキストは正しく貼り付けられます。
書式設定されたテキストをWebブラウザーのアドレスバーなどのテキストフィールドに貼り付ける場合も同様です。書式設定データは削除されますが、プレーンテキストは貼り付けられます。